図1は、2間続きの8畳があり、四つ井敷きになります。また、周囲に廊下があり、2間の畳の目線を遠さなければなりません。しかし、この2間には、多少の歪がありこの場合の寸取り法を紹介しましょう。 | |
@ 取り合いの敷居を含めて、2間を一定の寸法で糸を張る。 | |
A その寸法を書きとめる。 (図2) | |
B それぞれの部屋のシミズと周辺の敷居の長さを測る | |
C 南側の書き留めた寸法を基準とし、それに対して寸法を割り付ける。(図3) | |
D 取り合いの敷居周りもあまり曲を付けたくないので、通し寸法にしてお | |
E 1号室は、ほぼ曲消し寸法に仕上がるが、2号室はシミズが消せず、掛けシミズになる (3分×0.316=0.948) |
このような場合、仕事は大変になるが目線を通すことで遥かに仕上がりがよくなる。必ず実行してもらいたい。し1 |
このようなパターンで、例えば8畳4間の場合(図4) |
目線を縦横に注意しなければならない場合となる。 |
この場合は基準となる糸張りを縦横に張り(図5)、それぞれの寸法を基にして、シミズ計算をする。4間とも掛けシミズになる場合もある。 |
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